京都舞鶴から昔ながらの手作りの味をお届けします!

by ジャムおばさん

「由良川築堤工事」 ~大洪水から3か月~

国道175号線は、舞鶴から兵庫県明石市に通じる道路で、
昔から、交通量のたいへん多い(トラックが全体の2割)道路として知られています。
「175号線」をもじって・・・・「イナゴ街道」とも呼ばれています。

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「イナゴ」は、くねくねとしたカーブが多い道路ですが、
その中にあって、この辺りは、めずらしく直線道路になっています。

ここは、舞鶴市志高という場所で、岡田下地区とも言います。
私が住んでいる岡田上地区からは、車で5分くらいの位置にあります。

9年前の平成16年10月23日の台風20号の大洪水では、
観光バスが水没し、乗客がバスの屋根の上で一夜を明かしたことで、
全国的に知られた場所になりました。

ちょうど、この並木の一本が、「命をつなげた木」です。
9年前の台風20号の水位は、並木の半分くらいの高さ、
道路右側の三階建ての二階玄関まで水は押し寄せたそうです。

夜、帰宅途中で車を乗り捨てた何人かの人が、
朝まで、二階玄関のわずかなスペースに身を寄せ合って、避難していたと聞きました。

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今、由良川流域にある、志高地区では「築堤工事」が、進んでいます。
素直に、「進んでいます」と言いたいところですが・・・・・、
超ハイスピード化した現代にあって・・・・、
あの9年前の「大教訓」が、ものの見事に生かされないまま、
今年9月16日の台風18号の大洪水となりました!!

「築堤」が完成しきらない中での、由良川の氾濫は、
未完成の部分から、濁流の水が怒涛のように押し寄せました。
まさに、あれよあれよという間の浸水だったのです。

秋の収穫前の田畑にあった、農作物も全滅でした。
道路沿いの店舗や住宅にも、9年前とほぼ同じ水位の水と泥が、押し寄せました。

福知山にある家人のスポーツジムも同様ですが・・・・・、
「9年のうちに、2度も1階丸ごと水没」を経験してしまったのです。

店舗であっても、意気消沈ですが・・・・・、
自宅ならば・・・・その胸中たるや・・・いかばかりでしょうか・・・・・。

家人のジムの両隣3軒の民家の方たちは、
家を取り壊されて、すでに、引っ越されたと聞きました・・・・・。

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現在、由良川下降流域の綾部市・福知山市・舞鶴市のいたるところで、
このような風景に出会います。

今年の夏ごろまでは、ダラダラとやっているように見えた工事も、
最近は、毎日通るたびに、工事は確実に進んでいるように思えます。

しかし、『2度あることは、3度ある!』という言葉があります。
『3度目の正直』が、やって来ないうちに早急の完全完成が望まれます。

築堤が途切れていては、何にもならないということは、
『2度目の大教訓』にしてもらわねば・・・・と思います。

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志高地区の築堤の真横に、平屋建ての民家があります。

願わくば・・・・・・・この築堤の高さを上回わるような大洪水が、
起こらないことをひたすら願うばかりです。

先日の新聞に、「2013年京都府10大ニュース」が載っていました。
第2位が、「桂川・由良川の大氾濫」
そして、第1位は、「福知山花火大会爆発事故」でした。
身近なところで、心痛むニュースが多かった2013年でした。

今年も、あと「4日」となってしまいました。008.gif008.gif
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by akebonofan | 2013-12-27 15:22 | つれづれなるままに