京都舞鶴から昔ながらの手作りの味をお届けします!

by ジャムおばさん

無花果(いちじく)のあれこれ

この年になっても、世の中知らないことがなんと多いことか・・・?
『知る』ことは、いくつになっても大切だと改めて思います。
確か・・、中国の昔の言葉にもありましたよね。

今年の秋は、「無花果ジャム」をたくさん作りました。
たくさんといっても、一人で加工するのですからしれていますが・・・。
それでも、契約農家のおばあちゃんから、
60kgくらいをわけていただき、
大小のビン合わせて、200本あたりは作ったでしょうか。

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いちじくは漢字で「無花果」と書きます。
でも、花がないわけではなく、
いちじくは実の中に小さな花をつけるために、
外からは見ることができないのです。
果実の中は、赤いつぶつぶがたくさんあります。
あれが、いちじくの花です。
いちじくは花の部分が、あの独特の食感となっているのです。

ちなみに、「いちじく」という名前の由来は、
毎日1つずつ熟すことから「一熟」⇒「いちじく」という説や、
ひと月で実が熟すため「一熟」⇒「いちじく」という説もあるそうです。。

~いちじくの分類~
分類は、クワ科イチジク属
原産地は、アラビア半島南部、地中海沿岸地方
シーズンは、8月~10月頃
国内主要産地は、愛知、和歌山、福岡 です。

~いちじくの種類~
主に5種類。
『桝井(ますい)ドーフィン』
国内で販売されているいちじくの8割にあたり、
明治42年に広島の桝井氏がアメリカから持ち帰ったもの。
栽培のしやすさと日持ちのよさから全国に広まった。
熟すと果皮は赤褐色になり、ほどよい甘みとさっぱりとした風味がある。

『蓬莱柿(ほうらいし)』
370年ほど前に中国から伝来した品種。日本に定着して長いため
「在来種」や「日本いちじく」とも呼ばれる。
主に関西以西で栽培され、適度な甘みとほのかな酸味があり、
上品な味わいがある。やや、日持ちが悪い。

『とよみつひめ』
福岡県で生まれた新しい品種。糖度が16~17度になる甘みの強いいちじく。
果皮は赤紫色で果肉は緻密でジューシー。

『ビオレ・ソリエス』
果肉がやわらかく糖度が20度以上にもなるフランス産のいちじく。
果皮は深い紫色。サイズは小さめ。日本での流通は多くない。

『スミルナ』
主にトルコで生産され、ドライフルーツとして利用。
果皮が白く、乾燥させると甘みが凝縮される。
        
~いちじくの歴史~
古代エジプトの壁画にもブドウとともに描かれている果物。
旧約聖書にも数多く登場する果物で、
あのアダムとイブが裸を隠すのに使った葉は、いちじくの葉です。

~いちじくの栄養と効果~
いちじくは、不老長寿の果物と言われるほど、栄養価や薬効が高い果物です。
ペクチンという食物繊維を含んでいて、腸の働きを活発にするため、
便秘に効果があるのは有名。

また、いちじくは比較的多くカリウムを含み、血圧を下げる効果があるので、
高血圧や動脈硬化などの防止に役立つと言われています。

葉や茎の切り口から出る白い汁には、たんぱく質分解酵素のフィシンという
成分があり、痔や水虫、イボ取りの外用薬にもなります。
(これは、意外だった・・・^^。初めて知りました。)


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10月初旬の手づくり市で、あるお客様が
「無花果じゃむそーす」を試食され、商品を手に取られ・・・、
いちじくの効能を、とうとうと述べられ・・・、
いちじくを絶賛されたあと・・、
「無花果じゃむそーす」を2個、お買い上げいただきました。

40~50代の女性でしたが、その知識の豊富さに圧倒され、
私も「いちじく」を知ろうと思いました。

いえ、いちじくだけでなく、
これからも、いろんなことをもっともっと知っていこうと・・・。
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by akebonofan | 2011-10-24 18:00 | ジャム工房