[「十日ゑびす」~宮津市文殊堂~
2013年 01月 10日早朝から、テレビではにぎやかに、
「大阪今宮ゑびす」の福男の一番乗りを報じていました。
朝の配達を済ませた後、
午前11時過ぎに両親を誘って、
天の橋立文殊堂の「十日ゑびす」に行ってきました。
いつもなら、橋立近辺の駐車場はすべて有料ですが、
本日は、「十日ゑびす」ということで、
どの駐車場もすべて無料の大盤振る舞いでした。(^^)
雪交じりの冷たい雨が降っていましたが、
境内に入ると、行列の人・人・ひと・・・。
両脇に並んだ屋台の、
たこ焼きや大判焼きなどの、甘い香りに取り囲まれながら・・・、
本殿正面まで、牛歩すること・・・10分程で到着。
「商売繁昌で笹持って来い!!」
本殿の両側には、大きな福笹が飾ってありました。
さてさて、行列の種明かしは・・・・、
この「煙りのご利益」を授かるためのものでした。
それにしても、傘の花の列が、見事に続いています。
せっかくなので、珍しく「絵馬」を買い、
本殿の柱に奉納しました。
『山里れすとらん四季の詩が順調に歩めますように!』・・・と。
「絵馬」といっしょに、「おみくじ」を引きました。
元日の大川神社初詣で、「大吉」だったので、
今日はやめておこうかなぁーと、
一瞬気持ちが消極的になりましたが・・・・、(^^)
そんなことではいけないと、『エイッ!!』と引くと、
何とナント・・・・・・、
『第34番 大吉』でした!!
~~かき曇る 空さえ 晴れて さしのぼる
日かげ のどけき 我こころかな
(中略)
・・・・・欲をはなれて
人のためにつくしなさい 大吉 ~~
・・・と、結んでありました。
「おみくじなんて、非科学的だ!」と、
高笑いする人もいることでしょう。
「たまたま、偶然に大吉が2回続いただけ。」でしょう。
それでも、いいのです。
要するに、『自分の気持ち』。
『己の目標に向かって歩みつつ、
人のために何かお役にたてる1年にしよう!!』と、
心に念じた「おみくじ物語」でした。 (^^)
本殿の横では、ふるまいの「甘酒」をいただきました。
ずいぶん身体が冷えてきていたので、
アツアツの「甘酒」が、とてもうれしかったです。
ホントに、舌が火傷しそうなくらいのアツアツでしたぁー。(^^)
遠回りに歩いて門に向っていると、
本殿をめざす行列は、相変わらず続いていました。
門前にある「千歳」というお店で、
お昼にしました。
これは、「福福そば」(1580円)です。
丹後筒川産のかけそばと、
海老とカニと野菜の天ぷらと、
知恵の餅がついていました。
両親とともに、
「あけぼのフェニックス」と、
「山里れすとらん 四季の詩」の商売繁昌を、
ささやかに祈願した「十日ゑびす」参りでした。