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京都舞鶴から昔ながらの手作りの味をお届けします!

by ジャムおばさん

「出石皿そば」~豊岡市出石町~

「出石と言えば、やはり、『皿そば』でしょう!!

先日のぶらり散歩でのランチは、『皿そば』にしました。
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しかし、出石へのドライブが決まったのが・・・・、
自宅を出てからだったので、
いつものような事前リサーチをしないまま、
出石の町を歩きながら、お店を決めかねていました。

そんな、こちらの心情を見透かしたように、
四辻に立っていた客引きの若い女性の、
見事なまでの誘導に、内心感心しながら・・・・(^^)
「鶴屋」というお店に入りました。
「出石皿そば」~豊岡市出石町~_e0252905_8334259.jpg

硝子戸を開けて店内に入ると、
大きなストーブをとり囲むように、
腰掛け用の椅子が並べてあり、
その後ろには、書画が書かれた屏風がありました。

昔からの大きなお店らしく、屏風の後ろの棚には、
白い出石焼が所狭しと並べてありました。
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出石のシンボル「辰鼓楼」が、
池の向こうの石垣の上に見えるという立地がいいのか・・・?
四辻に立つ若い素朴な女性客引きの「誘導」の効果か・・・?
広い床張りの店内には、お客さんがほぼ満席状態でした。
「出石皿そば」~豊岡市出石町~_e0252905_1956594.jpg

私たちが案内されたテーブルの後ろには、
こんな大きな「木彫りのトラ」があり、
通りかかる小さな子どもは、必ず立ち止まって見ていました。
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さてさて、「出石の皿そば 1人前5枚?」の登場です。

 ~先出の客引き女性の「見事な技」を紹介しましょう。
  まず、店の玄関先ではなく、数m離れた四辻に立っていて、
  最初の声かけは、
  「もう、皿そばは食べられましたか?」
  (客)「・・・・・・・。」
  この時すでに、エプロンのポケットから小さな紙を出しながら、
  「この券を店内でみせていただくと、皿1枚サービスになります。」
  客に、サービス券を見せつつ、
  立ち止まらせずに数歩歩いていると、
  もう店の玄関先に着いていて、
  その玄関先には、別の店員がいて、
  「さあさー、どうぞ。」と硝子戸を開けるといった流れ。~

しばらくの待ち時間の間、
家人と、「誘導分析」をしてみました。
「皿そば」の激戦区ならではの、
巧みなまでの「誘導」に、ほんと感服することしきり・・・。(^^)

こうして、「1人前6枚!!」がテーブルに並びました。
この日は、大変寒い日だったので・・・、
皿そばは、とりあえず・・・1人前ということにしました。
「出石皿そば」~豊岡市出石町~_e0252905_1955248.jpg

「1人前6枚」を分けるのでは、
「皿そばを食べた!!」という実感は、
微々たるものでしたが・・・、それでも、美味しかったです。

仲良く半分と思いましたが、
それぞれの体格に合わせて・・・・・・、
家人は、4皿、私は2皿にしました。 (^^)
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大型夫婦の私たちが、
もちろん、皿そばだけで終わるはずもなく・・・、(^^)
温かいそばもいただきました。

私は、いつものように「にしんそば」を、
家人は、「天ぷらそば」をペロリといただきました。

それでも、この日は、とてもヘルシーなランチでした。

ヘルシーなランチを終えて、店を出る時、
入れ違いに入店された若い家族連れの会話が聞こえてきました。
「あの店員さんの誘導ってスゴイ。完璧ちゃう!?」

思わず「クスっ!」って、笑ってしまった私でした。(^^)
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お腹が満足し、目的地に歩き出してすぐに、
この「傘」が目に留まりました!!

わざわざ、「出石」で買うものではないかもしれず・・・・、
家人も「傘好きやなー。何本あるんや?」と苦笑いの様子。

しかし、雨に濡れると、桜模様が浮き出てくるという
『不思議な傘』です。
ちょっと、魅力的だし、遊び心があると思うのですが・・・?

「山里れすとらん」用に、玄関先の傘入れに置こうと。
もちろん、傘の色は・・・・『紫』です!!
1本、1500円でした。

良い買い物をしたと思っているのは、
きっと、私だけ・・・かな? (^^)
by akebonofan | 2013-01-22 10:13 | ランチ&カフェしおり