「建仁寺 ②」~京都市~
2013年 06月 21日「東陽坊」は、豊臣秀吉が「北野大茶会」を催した際に、
使われた茶室として、大変有名です。
これは、「にじり口」とよばれる茶室へ入るための入り口です。
膝を曲げ、腰をおって、頭を下げて入る・・・、
茶室には、刀は無用ということを意味する入り口です。
この茶室は、「2帖台目の席」とよばれるもので、
亭主と客が、相対して、茶を喫し、話をした茶室です。
今では、ずいぶんひなびてしまっています・・・・。
しばし・・、「茶の湯」を愛した多くの先人たちに思いを馳せました。
「法堂(はっとう)です。
いよいよ、今回のメインが近づいてきました。
「法堂(はっとう)」の入り口に向かって歩いていきます。
畳108畳分の壮大な水墨画『双龍図』です!!
法堂天井画として、平成14年(2002年)創建800年を記念して、
日本画家 小泉 淳作氏が、2年の歳月をかけて描かれたものです。
1枚の絵画の中に、2頭の龍が描かれるのは大変珍しいことだそうです。
78歳の小泉画伯の渾身の作品 『双龍図』。
まさに、圧巻でした!!