旧三上家住宅 ~宮津市~
2014年 04月 21日宮津市河原にある「重要文化財 旧三上家住宅」に行ってきました。
私は、16年前に行ったことがありましたが、
家人はまだ行ったことがなく、一度じっくり見てみようということになりました。
三上家は、今から238年前の安永5年(1776年)に、
屋敷を構えたことにはじまります。
もともとは、元髪(もとゆい)の製造・販売をしていたそうで、
「元結屋(もっといや)」という屋号からスタートし、
その後、廻船行業、糸問屋、酒造業などを営み繁栄した旧家です。
土間
醸造施設 大樽
麹部屋
奥座敷(ニワザシキ)
奥座敷(ツギノマ)
旧三上家の1階の畳数は、百数畳もあるということです。
釘隠し
それぞれの部屋のカモイに施された釘かくし。
部屋ごとに、模様が異なります。
この部屋(ニワザシキ)は、桃でした。
三上家の庭園
この庭園は、京都府指定名勝になっています。
庭園にある石は、何に見えるでしょうか?
ライオンの横顔のようにも見えます。
自然にできた形だそうです。
茶室
床には、季節の花・・・山吹。
間口50m 敷地400坪の屋敷。
宮津城下屈指の商家であった三上家の贅を尽くした華麗な屋敷は、
見る者の目を存分に、
楽しませてくれるにあまりある建物でした。