タカサゴユリ
2014年 08月 27日空き地や荒れ地、道路沿いの山肌などなど・・・・・、
その中でも、圧巻なのは・・・・高速道路の沿線にびっしりと咲いている風景です。
『なんで・・・・こんな場所に群生するように咲いているんだろう??』・・・・と、
不思議で不思議で・・・・数年前からたいへん気になっていました。
その花が、我が家の庭にも、いつのまにか1本・・・2本・・・・という具合に咲き始め、
今年は、10本ほどにも増えました。
「ユリ」の花であるということだけは、わかっていましたが・・・・・・、
我が庭の管理者としては、植えた記憶もなくて、
全くの・・・・・・・・???でした。
ようやく・・・・名前が判明しました。
「タカサゴユリ」というようです。
台湾原産の帰化植物で、
台湾を意味する「タカサング」から、この名前がつけられたとか・・・。
「タカサゴ=高砂」だから・・・・何かおめでたい由来があるのかと思っていましたが、
そうではなかったようです。
「テッポウユリ」によく似ていますが、
この「タカサゴユリ」の方が、花も葉もすっきりとした細身タイプで、
より清楚な印象を与えてくれます。
「タカサゴユリ」は、定住が嫌いな植物だそうで、
その場に何年か生えつづけると、新天地を求めて・・・・・、
種となってどこかへ飛んでいくという植物だそうです。
~見た目は控えめ。
だけど、存在感はじゅうぶん。
そして、自由奔放さを持っている。
そんな・・・・・・女性のようです。~
なかなかおもしろい生態を持っている花だとわかり、
この清楚な「タカサゴユリ」を眺めながら、感心しきりの私でした。